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2009.06.21

警戒




昔、東京で「カラーズ」という不良グループ(?)
が流行った時に、田舎の友人に聞かれた。
「カラーズとか、いっぱいいるんでしょ?」
僕はその存在を全く知らず、応えた。
「あ、うん、そうだね。ゴミとか、すごい荒らされてるよ。」(・・・天然)
友人は、しばらく「???」となった後に、複雑な表情で返した。
「・・・それ、カラスだろ?」

これは単なる笑い話だけれど、こういう事はよくある。
田舎の人は、ともすると東京の人よりも「東京」に詳しかったりする。
メディアに流れる「情報」としての東京に。

「一昔前、美術雑誌が前衛芸術を、毎号毎号特集していた頃、田舎へ行けば行くほど、前衛芸術家が多かった。地方の画家は、これが日本美術の主流と思ったのだろう。ファッションも地方都市の若者の方がバッチリ決っている人が多い。最近、テレビ番組に出演した時、一緒に出演した某女性エディターが、本番が始まる前に服装からアクセサリーまで、派手なものにそっくり取り替えたのには驚いた。そういう人が、そうするものだから、テレビを見る人は、そういう人は、そういう派手な格好をしていると思っている。情報社会では、実体と虚像の落差をうまくプロデュースできる人間が成功するようだ。」 河北秀也『デザイン原論』より

テレビや雑誌は、現実をもとにして情報を発信するかも知れないが、
もちろんそれは、純粋な「事実」ではなく加工された「情報」で、
それは、対象そのものなんかでは、全くない。

だから、それらは
すでに何者かによって編集(操作)された情報に過ぎない、
という認識を、常に持ってメディアに接していないと、
頭の中が、きっと大変なことになってしまう。
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